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第二種電気工事士の技能試験は、学科試験よりも「落ちやすい」と言われています。
実際、初めて課題に取り組んで思った感想
「これ本当に時間内に終わるの?」
工具も器具も全く使ったことない状況でした。数十年生きてきて、初めてVVFストリッパーや圧着ペンチを持ちました。
でも、心配いりません。工具を揃え、教材を買い、練習すればド素人でも大丈夫です。
この記事では、実際に独学で一発合格した経験をもとに、
技能試験で落ちる人の特徴と、その対策を解説します。
これから受験する方は、ぜひ参考にしてください。
技能試験で落ちる人の特徴5選
①時間配分ができていない(超重要)
技能試験は制限時間は40分、時間内に完成させる必要があります。
落ちる人の多くは、作業に慣れておらず時間オーバーになります。
【大まかな割り振り】
- 事前に複線図・材料のマーキングに5分程度(マーキングはそこそこに、とにかく手短に)
- ケーブルの切断、絶縁被覆の剥ぎ取りに約10分(ストリッパーを持ったまま作業できるものはそのまま続ける)
- ケーブルの圧着、器具の接続に15~20分(リングスリーブ1つに約3分など配分を決めておく)
- 残りは確認作業(ラベルも忘れずに)
作業のポイントは
複線図の速やかな作成と道具の持ち替えを極端に少なくする。
つまり、1ではボールペン、2ではストリッパー(とコンセント、さし込形コネクタなど)、3ではリングスリーブと圧着ペンチ、4では試験問題と課題(作品)を確認(複線図と比べる)
4の確認作業ですが、配線の接続箇所(特にリングスリーブ)は先に確認します。
間違っていたらすぐにリカバリしないと、時間足りません。線の長さも足りません・・・・・。
慌てると材料を床に落としたりして、二次災害です。
リングスリーブが落下した場合は悲惨です(すぐに監督官に連絡)。
苦手な作業には時間を割り振る。
日々の練習のなかで、各作業にかかる時間を徹底的に分析しましょう。自分の技量を計測しておくことで、リアルな実作業時間を割り出せます。
【作業工程の細かい割り振り】
作業工程の数 ✕ 該当作業の技量=実作業時間
40分は初心者にとって、あまりにも短い時間です。
何をすべきか、何ができるか事前に段取りしましょう。
② 工具に慣れていない
初心者の方は、普段使いでないと思いますので、工具慣れは作業スピードに大きく影響します。
特に圧着工具やストリッパーは慣れが重要です。
【対策】
- 実技用の工具セットを事前に揃え、一度使ってみて本番のイメージを掴む
- 実際に手を動かして練習する
- 課題などで余ったケーブルを使って剥ぎ取り練習をひたすらする
- 同じく余ったケーブルで器具の接続練習をひたすらする
圧着ペンチはそれなりの握力が必要です。練習しすぎると手が痛くなったりします。
課題によってはケーブル4本を接続し、リングスリーブ中を圧着する作業もあり、握力が特に必要です。
握力に自信の無いかたは、机を使って体重をかけるなど、工夫が必要です。その時は試験環境と同じで立ち上がることはできないので、体重のかけかたを工夫しましょう。
工具の使い方やチップスなど、動画サイトや参考書に紹介されているので、まずは見て覚えましょう。
とにかく試験に合格するための使い方を覚えることです。
③ 複線図が書けない(論外)
複線図を書かなくても試験の評価に影響はありませんが、試験に必要な情報を複線図として書けないと、課題を完成させることはできません。
つまり、
書けないものは作れません。
ここで、
複線図に色々細かい内容を書き込めば失敗も少なくなる・・・・と考えるかと思います。
しかし、実際に細かく内容を書いていると時間が足りないことがわかってきます。
本当に必要な情報だけを書くようにしましょう。
複線図はあくまでもメモと思ってください。重要でない部分の長さなどは細かく書く必要はありません。
それでも必要な情報を書き出せるようにするため、以下の対策をしましょう。
【対策】
- 基本パターンからコツコツ覚える
- 過去問を繰り返す(複線図だけ描き続ける)
- 5分程度で最低限必要な情報をかけるようにする(リングスリーブの種類、線の色、重要部分の長さなど)
これできないと練習以前の問題です。論外。
④ ケアレスミスが多い
接続ミスやリングスリーブ間違いなどの一箇所でも間違えば不合格になります。
また、
間違えに気がついたとしても、リカバリに余計な時間がかかってきます。
【対策】
- 練習段階で間違いやすい箇所などはよく対策しておく
- 最後に必ず見直し時間を確保する(リングスリーブ要注意)
配線の間違いは
気が付かなければ不合格、気がついてもリカバリの時間ロスと、とにかく危険です。
接続箇所が絡み合う場所など配線間違いが起きやすそうな箇所は慎重に確認しましょう(一呼吸)。
⑤ 練習不足(試験会場を意識した練習が重要)
技能試験は「慣れ」が大きく影響します。
1回も通し練習をしないと、本番で焦ります。
特に「慣れ」のなかでも意識してほしいのは、
作業環境、作業台のスペースや高さ、服装です。
自宅で練習すると、ついつい広い場所で練習したくなります。しかし、実際の試験会場の机はそれほど広くはありません。
限られたスペースの中で工具、材料セット(意外に大きい箱に入っています)、試験用紙を展開しなければなりません。
自宅の広いスペースで練習を続けると、試験会場の机で後悔します。
高さなどは極端に違いはないと思いますが、
例えば、練習では自宅の床で、本番では机の上、というと試験環境として随分違いが生じます。
【対策】
- 最低2回は本番形式で練習する
- 試験会場を意識する(課題や工具だけでなく、着ていく服や手袋など)
② 独学でも合格するためのポイント
私自身は独学でしたが、以下の点を意識して合格できました。
- 工具を早めに揃えた(売り切れることもあるとか・・・)
- 実際に手を動かして練習した
- 時間を測って本番環境で練習した
練習し、工具、課題に慣れることが何よりです。
③ おすすめの工具セット
技能試験では、工具選びがかなり重要です。
初心者の場合は、個別に揃えるよりもセットの方が効率的です。正直、本職の方はこんなのいらねぇだろ、ってなると思いますが、私のような初心者(非工学系)は試験に合格することが目的なので、ここはケチりたくないところです。
試験に落ちることのほうが無駄になります。
私も実際に工具セットを使いましたが、
必要なものが揃っているので無駄がありませんでした。
まとめ
技能試験で落ちる人には共通点があります。
- 時間配分ができていない
- 工具に慣れていない
- 複線図の理解不足
- ケアレスミス
- 練習不足
逆に言えば、これらを対策すれば合格に近づきます。
これから受験する方は、しっかり準備して挑戦してください。
