■ 分散分析(ANOVA)の解き方|穴埋め問題で完全理解【QC検定2級】

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次のデータについて、一元配置の分散分析を行い、分散分析表を完成させよ(6~8分程度)。

目次

■ データ(群内平方つき・一部穴埋め)

データ群平均群内平方((x−平均)²)
A52, 55, 54, 53, 56544, 1, 0, 1, 4
B48, 50, 47, 49, 51(①)(②), (③), (④), (⑤), (⑥)
C60, 62, 61, 63, 64624, 0, 1, 1, 4

全体平均:55

群数は3群、データ数はn = 15

■ 条件

  • 群間平方和(Sa)は 430 とする
  • 有意水準5%
  • 解答時間目安:6分

■ 分散分析表(穴埋め)

要因平方和(SS)自由度(df)分散(V)F値
群間430(⑦)(⑧)(⑩)
群内(⑨)(⑪)(⑫)
合計Stdft

■ 解答欄

① 群平均(B) = ______
②〜⑥ 群内平方(B) = ______

⑦ df₁ = ______
⑧ V₁ = ______
⑨ Se = ______
⑩ F = ______
⑪ df₂ = ______
⑫ V₂ = ______

⑬ 有意差→______


■ 解答・解説

得点につなげるには、

  1. 群数やデータ数から自由度を埋める, 流れでV1を計算(⑦⑪, 430/⑦~1分)
  2. B群平均をもとめる
  3. 全平均を使って群内平方を埋める
  4. B群平方をもとめたら、群内平方和(Se)を計算する
  5. 分散 → F値
  6. 有意差判定

流れを止めないことが重要

■ 自由度

⑦ df₁ = 3 − 1 = 2
⑪ df₂ = 15 − 3 = 12
 dfₜ = 15 − 1 = 14

■ 分散(V1)

⑧ V₁ = 430 ÷ 2 = 215

■ B群の平均

① (48 + 50 + 47 + 49 + 51) ÷ 5 = 49


■ B群の群内平方

平均との差を2乗

② (48−49)² = 1
③ (50−49)² = 1
④ (47−49)² = 4
⑤ (49−49)² = 0
⑥ (51−49)² = 4

■ 群内平方和(Se)

A群:10
B群:1 + 1 + 4 + 0 + 4 = 10
C群:10

⑨ Se = 10 + 10 + 10 = 30

■ 分散(V2)

⑫ V₂ = 30 ÷ 12 = 2.5

■ 合計平方和(St)

St = 430 + 30 = 460

■ F値

⑩ F = 215 ÷ 2.5 = 86

■ 判定

F = 86 > F(2,12,0.05) ≈ 3.89

有意差あり

F分布表の見方についてはこちらの記事

■ ポイント

  • 自由度の穴埋めは埋めやすい
  • 平均→平方の流れを確認する問題
  • 群内平方を理解しているかチェック
  • F分布表の見方で戸惑わないように

参考記事

【実体験】QC検定2級は難しい?合格率・勉強時間・一発合格のコツを解説

F分布表の見方を解説|自由度とF値の判定方法【QC検定対応】

QC検定2級に4ヶ月で合格するロードマップ|不合格から逆算した最短戦略

【QC検定2級】実務での問題解決フロー完全解説|QC7つ道具・新QC7つ道具・分散分析(ANOVA)の使い方

この記事を書いた人

いくつかの製造業を経験し、工場勤務を続ける中でスキルアップの重要性を実感。独学で複数の国家資格を取得してきました。
保有資格:第二種電気工事士、2級ボイラー技士、危険物取扱者乙種第4類、品質管理検定2級(QC検定2級)、食品表示検定中級。
現場経験を活かし、資格取得を目指す方へ実体験に基づいた学習方法やキャリア形成のヒントを発信しています。

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